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秩父銘仙ストール 新啓織物 入荷のお知らせ

2016/08/23

明治時代に考案された「ほぐし織り」は経糸をずれないように仮織し、その経糸に型染めした後、仮織糸を解し取りながら本織りの緯糸を織り込むことから「解(ほぐ)し織り」と言われます。
解(ほぐ)し織りの銘仙は大正、昭和にかけて大胆モダンな柄行きでその名を全国に広め一斉を風靡しました。
シルクの軽さ、滑らかさと経糸の模様が緯糸の色と重なり合い深みのある色調が特徴です。
この技法は機械化が困難な為、今も職人の手により一つ一つ丹誠込めて染められ、昔ながらの半木勢力織機にて織られています。
しかし、今はその技術をもつ職人もわずかとなり貴重な絹織物になりました。
新啓織物では、現代に生きる「ほぐし織り」で復刻銘仙など企画開発、デザインを行っています。

秩父市 秩父銘仙織元 新啓織物

大胆かつ、モダンな解し銘仙ストールがくくり神楽坂に入荷しました。
羽織るとまさに、銘仙の着物のよう。
織りも染めも丁寧でさらっと滑らかなな肌触りはまさにシルク素材の特徴です。
種類は10種類、それぞれ1点ずつの入荷となっております。



新啓織物 秩父銘仙ストール
素材:絹(シルク)100% 価格:25,000円(税)
サイズ:H1940×W490(フリンジ55mm)
※商品の特性上、商品により大きさが若干異なる場合がございます。

【解(ほぐ)し織りの工程】
●整経
必要な本数と長さの経糸を整えてドラムに巻き取る。

●仮織り
経糸を織機にかけ粗く仮織りする。

●捺染
仮織した経糸を機から下し捺染台に広げ、型染めを施し蒸して染料を定着させ乾燥させる。

●本織
型染めした経糸を再び織機にかけ、仮織した糸を解し取りながら本織する。


くくり神楽坂では、桐生・足利の銘仙ストール(絹十綿)も取り扱っております。
秩父と桐生・足利。ぜひ2つの銘仙ストールを比べてみてください。

kukuliスタッフ

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