kukuliストールと化学繊維のお話
2016/08/20
先日は、天然繊維についてご紹介しました。
今回は化学繊維のメリット、デメリットについてです。
化学繊維の一般的なイメージは
・ざらざら、チクチクする？
・天然繊維より安価？
・吸湿、吸水しにくい？
などがあげられると思います。
天然繊維より劣るイメージのある化学繊維ですが、もちろんそれぞれのメリットもあります。
「意外と化学繊維も使いやすいかも」と思ってもらえると嬉しいです。
それぞれの化学繊維のメリット、デメリットついて、くくりストールとともに少し詳しくご紹介します。
今回は化学繊維のメリット、デメリットについてです。
化学繊維の一般的なイメージは
・ざらざら、チクチクする？
・天然繊維より安価？
・吸湿、吸水しにくい？
などがあげられると思います。
天然繊維より劣るイメージのある化学繊維ですが、もちろんそれぞれのメリットもあります。
「意外と化学繊維も使いやすいかも」と思ってもらえると嬉しいです。
それぞれの化学繊維のメリット、デメリットついて、くくりストールとともに少し詳しくご紹介します。
【絹十綿】ジュンロン/シルク格子ストール レーヨン94% シルク6% 紫 1500円(税別)
◎レーヨン
パルプという木から作られた繊維。木材からセルロースを取り出して精製されたパルプに薬品を加え粘性の溶液（ビスコース）とし、それをまた繊維状に再生しています。
高価なシルク素材に似せて人工的に作られた繊維です。
◯メリット
吸湿性・吸水性が良い。光沢があり着心地が優れているドレープ性がある。染色性が良い。涼感がある。
△デメリット
水分を含むと糸が太くなり糸同士が引っ張る力が強くなるため縮みやすい。洗濯で縮みやすい。摩擦に弱くシワになりやすい。水ジミができやすい。
【絹十綿】シルクキュプラ/綿 揚柳ストール シルク34% 綿43％ キュプラ23％ 6500円(税別)
◎キュプラ
主原料はコットンリンター（綿の実から綿花をとったあとに残った短い繊維）で高品質な繊維素を使用しています。綿花を採取した後の綿実の表面に密生している２～６mmの繊維のことです。レーヨンと同様に溶解して、また繊維状に再生しています。
◯メリット
吸湿性、放湿性がよく、裏地に使用しても静電気が発生しにくい。円形断面の繊維などで滑りが良くて、絹のような光沢がある。強度もあり、縮みにくい。
△デメリット
摩擦に弱く毛羽立ちやすい、洗濯できないものが多い。 ◎アセテート
レーヨンと同じくパルプやコットンリンターから抽出されるセルロースを原料とし、食酢などに含まれる酢酸と反応させて作られます。
◯メリット
吸湿性がよく、裏地に使用しても静電気が発生しにくい。円形断面の繊維で滑りが良くて、絹のような光沢がある。強度もあり、縮みにくい。毛玉になりにくい。
△デメリット
シンナー・除光液などに溶ける窒素酸化ガス（ストーブや自動車の排気ガス）によって変退色をすることがある。
男性用のワイシャツ、女性用のブラウスなどに使われることが多く、国内の合成繊維の生産量のほぼ半分を占めています。
◯メリット
吸湿性がよく、裏地に使用しても静電気が発生しにくい。円形断面の繊維で滑りが良くて、絹のような光沢がある。強度もあり、縮みにくい。毛玉になりにくい。
△デメリット
シンナー・除光液などに溶ける窒素酸化ガス（ストーブや自動車の排気ガス）によって変退色をすることがある。
◎ナイロン
世界初の合成繊維。スポーツウェアに使われる事が多く摩耗に強く、しなやかな感触をもっています。
◯メリット
吸湿性が低く早く乾き、洗濯が簡単。弾力性に富み、しわになりにくい。水や油、害虫にも強い。
△デメリット
吸湿性が低いため、静電気を発生させやすい。熱に弱い。
◎アクリル
ウールに近い風合いをもち、柔らかく暖かな肌触りをもった軽い繊維です。
◯メリット
ふっくら柔らかい。しわになりにくい。洗濯しても型くずれしにくい。害虫に強い。
△デメリット
吸水・吸湿性が劣るため汗でべたつきやすい。静電気が起こり易く、汚れやすい。（ホコリがつきやすい）
◎ポリウレタン
ドイツで生まれた、伸縮性のあるゴムのような合成繊維。フェイクレザーにも使われます。
◯メリット
伸縮性が大きい強くて丈夫で軽い。ゴムより丈夫で、老化しにくい。染色性がある。
△デメリット
温度や湿度、紫外線によって風合いが変化してしまう。
いかがでしょうか。化学繊維は化学繊維の良さがたくさんあります。
お店で洋服やストールなど実際に着てみて、触れてみて、自分にあった繊維をみつけてみてください。
くくりストールには化学繊維のみのストールは取り扱っていません。
化学繊維と天然繊維をうまく合わせて織り上げているため、素材の強度が増し普段使いしやすくなり、さらにお値段も安価で販売する事ができます。
ぜひくくりにお立ち寄りの際は、帯の裏に素材が書かれていますのでお確かめください。
kukuliスタッフ
◎キュプラ
主原料はコットンリンター（綿の実から綿花をとったあとに残った短い繊維）で高品質な繊維素を使用しています。綿花を採取した後の綿実の表面に密生している２～６mmの繊維のことです。レーヨンと同様に溶解して、また繊維状に再生しています。
◯メリット
吸湿性、放湿性がよく、裏地に使用しても静電気が発生しにくい。円形断面の繊維などで滑りが良くて、絹のような光沢がある。強度もあり、縮みにくい。
△デメリット
摩擦に弱く毛羽立ちやすい、洗濯できないものが多い。 ◎アセテート
レーヨンと同じくパルプやコットンリンターから抽出されるセルロースを原料とし、食酢などに含まれる酢酸と反応させて作られます。
◯メリット
吸湿性がよく、裏地に使用しても静電気が発生しにくい。円形断面の繊維で滑りが良くて、絹のような光沢がある。強度もあり、縮みにくい。毛玉になりにくい。
△デメリット
シンナー・除光液などに溶ける窒素酸化ガス（ストーブや自動車の排気ガス）によって変退色をすることがある。
【絹十綿】ゴーズランダムストライプストール シルク55% ポリエステル45％ オレンジ 6000円(税別)
◎ポリエステル
男性用のワイシャツ、女性用のブラウスなどに使われることが多く、国内の合成繊維の生産量のほぼ半分を占めています。
◯メリット
吸湿性がよく、裏地に使用しても静電気が発生しにくい。円形断面の繊維で滑りが良くて、絹のような光沢がある。強度もあり、縮みにくい。毛玉になりにくい。
△デメリット
シンナー・除光液などに溶ける窒素酸化ガス（ストーブや自動車の排気ガス）によって変退色をすることがある。
◎ナイロン
世界初の合成繊維。スポーツウェアに使われる事が多く摩耗に強く、しなやかな感触をもっています。
◯メリット
吸湿性が低く早く乾き、洗濯が簡単。弾力性に富み、しわになりにくい。水や油、害虫にも強い。
△デメリット
吸湿性が低いため、静電気を発生させやすい。熱に弱い。
◎アクリル
ウールに近い風合いをもち、柔らかく暖かな肌触りをもった軽い繊維です。
◯メリット
ふっくら柔らかい。しわになりにくい。洗濯しても型くずれしにくい。害虫に強い。
△デメリット
吸水・吸湿性が劣るため汗でべたつきやすい。静電気が起こり易く、汚れやすい。（ホコリがつきやすい）
◎ポリウレタン
ドイツで生まれた、伸縮性のあるゴムのような合成繊維。フェイクレザーにも使われます。
◯メリット
伸縮性が大きい強くて丈夫で軽い。ゴムより丈夫で、老化しにくい。染色性がある。
△デメリット
温度や湿度、紫外線によって風合いが変化してしまう。
いかがでしょうか。化学繊維は化学繊維の良さがたくさんあります。
お店で洋服やストールなど実際に着てみて、触れてみて、自分にあった繊維をみつけてみてください。
くくりストールには化学繊維のみのストールは取り扱っていません。
化学繊維と天然繊維をうまく合わせて織り上げているため、素材の強度が増し普段使いしやすくなり、さらにお値段も安価で販売する事ができます。
ぜひくくりにお立ち寄りの際は、帯の裏に素材が書かれていますのでお確かめください。
kukuliスタッフ
