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ゴーズ織(からみ織)

2015/11/21

「ゴーズ織」とは紗や絽のようなからみ織のことで、一般的にシルクや合繊、綿が使われることが多くあります。

「からみ織」とは、1本の経糸が、1ないし2本の経糸に絡みながら緯糸と組み合った、すき間のある織物の事です。
織組織の三原組織(一番基本的な織り方)にない織り方を使っている織り方で、羅、絽、紗などの種類があります。
経糸が絡むのを捩る(もじる)ということから、捩り織(もじりおり)ともいいます。レノ、または、リノともいいます。
複数の糸を捩った太い糸を経糸とするため、目が粗くなり、そのため通気性がよく、斜め方向に伸びる生地ができます。

「ゴーズ織」のバリエーションは豊富で、経糸の交差の方向、位置、数、太さ、テンション、他の織り方との組み合わせによって様々な織の表情を変える事ができます。

糸を浮かせることで生じたすき間が空気を含むため、夏はさらっとした肌ざわりで、冬は逆に肌に触れたときの冷たさをあまり感じないという特徴があります。
織りあがった布には美しいワッフル状の凹凸ができ、一見ざっくりしているようですが、じつはかなりしっかりと動きにくいという特徴もあります。

また羅、絽、紗についてもご紹介したいと思います。



絹十綿 S/WJMゴーズ皺ストール

kukuliスタッフ

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