商品の取り扱いについて

シルクストール(マフラー)について

シルクストール(マフラー)は直接肌に当たることが多いので、汚れやすいものです。多少の縮み(質感の変化)や色落ち艶の低下が起こる可能性がありますが、ポイントを押さえれば家庭でも洗うことができる手入れの簡単な天然繊維なのです。



洗剤(シルク専用の洗剤、おしゃれ着用洗剤がよいですが中性洗剤でも可)と、洗い桶を用意してください。

適量の水に洗剤を入れたら、かるくまぜて均一に溶かします。

薄手ストール1枚(100g前後)を洗濯するなら2リットルの水、厚めのマフラー1~2枚(200g前後)なら4リットルの水が入る容量が適しています。


色が違うものどうしは別々に洗濯しましょう。

かるくたたみ、そっと沈めて、水を全体に浸透させます。

押したりもんだりせず、15分~30分浸けます。30分以上浸けないように注意しましょう。色移りや、色のくすみの原因になります。高温で洗った場合はさらに色落ちします。20℃前後の低温で洗いましょう。


すすぎます。

水を注ぐ時、水流が直接当たらないようにしましょう。水を少なくとも3回は取りかえて、洗剤の泡や水の濁りが無くなるまですすぎます。

絶対にこすってはいけません。布どうしが重なることも厳禁です。シルクは摩擦に弱いので、たっぷりの水の中で泳がせるようにすすぎましょう。


かるく水を切ります。

繊細な素材ですので手で優しく挟むようにします。水から引き上げる時は、まず水の中で泳がせつつかるくたたんでから、引き上げます。生地に力が加わらず、水切りもしやすくなります。

雑巾絞りは厳禁です。ねじったり強く絞らないように気をつけます。


脱水しましょう。

乾いたバスタオルを用意し広げ、その上にやさしく広げます。できるだけ、シワをつくらないように広げます。バスタオルを、端からくるくるとやさしく丸め、先端まで巻いたらふたたび広げて、それをなんどかくりかえします。

直接日光のあたらない風通しの良い所で陰干しをします。たいらに干せる場所で平干しにしましょう。

タオルについて

洗濯ネット
洗濯機に投入するさいには、必ず洗濯ネットをご使用ください。 タオルの糸が飛び出るのを防ぎます。 ※万が一、ファスナーやホック等と一緒に洗いタオルがひっかかり、糸が飛び出てしまった場合は、目ただないように根元からカットしてください。織り方の特長から、それ以上のほつれが生じることはありません。

上手な洗剤の選び方
柔軟剤は出来るだけ使用をさけてください。柔らかく感じさせる効果はありますが、吸水性を損なう恐れや、パイルが抜けやすくなったり、毛羽がでやすくなったりする原因にもなります。また蛍光剤入りの洗剤や塩素系漂白剤を使うと、色落ちの原因になります。色柄のタオルは特にご注意ください。

注染手ぬぐいについて

切りっぱなし
タオルのように両端が縫い合わされてなく、切りっぱなしなのは手ぬぐいの特徴のひとつです。乾きやすく雑菌も繁殖しづらく、清潔なのも切りっぱなしのおかげです。そのため最初ほつれてくることもありますが、ハサミ等でカットして整えてください。2~3回洗濯するとほつれも落ち着き、フリンジ状になります。

注染てぬぐいの洗い方
注染で染められた手ぬぐいはとても繊細です。色落ちしますので他のものと一緒に洗わないでください。また蛍光剤入りの洗剤や塩素系漂白剤を使うと、色落ちの原因となります。濡れたままで放置すると他のものに色移りすることがあります。洗濯後は形を整えて陰干ししてください。洗濯後は多少の縮みがあります。注染の手ぬぐいは洗うたびに色合いは柔らかさを増し、肌触りもよくなります。使い込んでその変化をお楽しみください。