コレクション: 手ぬぐいの反物

 手ぬぐいの歴史は、日本の織物の歴史でもあり、古くは麻や絹でできた平織物でした。江戸時代に入り綿花の栽培が盛んになると、木綿の着物を作る際に出た端切れから、生活必需品としての「手ぬぐい」が生まれました。

 「天然素材の安心を」梨園染の生地は、素肌に優しい木綿です。木綿は丈夫で軽く、吸湿性に優れているので、汗や水分を程よく吸収し、すばやく乾きます。使うほどに風合いが増し、肌に馴染んできます。洗い込むほどに染め色が落ち着き、色の変化も楽しみの一つになります。

 反物のままなら浴衣に、90cm程度でカットして手ぬぐいに。ハンドメイドの材料として、巾着やマスク、ストール、あずま袋などいかがでしょうか?