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織物の街、秩父と秩父銘仙を知る旅 ⑴

2017/03/15

先日いただいたお休みを利用し、秩父の街と秩父銘仙の魅力を知る為、織物の勉強と観光スポット、
お世話になっている秩父銘仙の工房へお邪魔してきました。
貴重な着物という事が分かってはいましたが、実際作業工程を見た事がありません。
また1枚の織物を作る為に、どれだけの時間と労力をかけて作られているのか知った上で皆さんへ織物の魅力を発信しなくてはならない。
また秩父という街の魅力を「織物」と共に知ってもらいたい。
そんな想いを感じ、今回秩父に行ってきました。

秩父は、自然、美食、アニメなど、観光にも力を入れている街です。
しかしやはり秩父銘仙をはじめとした「織物の街」のイメージが大きいのではないでしょうか。
そんな秩父の街へ、奥深い銘仙の魅力をご紹介したいと思います。
くくり神楽坂プレゼンツ「秩父の旅」のオススメスポット、秩父観光の参考にされてみてくださいね。

都内から秩父へは特急レッドアロー号で

もちろん秩父へは西武鉄道特急レッドアロー号で向かうのがおすすめ。都内だと池袋発があります。
レッドアロー号が停車する駅であれば、どこでも切符を買う事が出来ます。
注意点としては、乗車券とは別に特急券を購入しなくてはなりません。
特急券を購入すると座席指定になるので、座る事が出来る、また早く秩父へ行く事が出来ます。
大体30分〜に1本ペースで発着なので時刻表を注意してみてください。
池袋から西武秩父まで、約1時間半。広々快適で車窓から自然の多い秩父までの景色を楽しみながら到着です。

西武秩父駅は只今リニューアル中でした。
これから温泉施設ができ、仲店通りもリニューアルするそう。今春オープンとの事なので楽しみです。


秩父銘仙を学べる施設も駅近に多くありますが、三峰神社、長瀞など少し距離のある観光地を回りたい方はレンタカーを使うと便利です。


秩父銘仙の歴史を知ろう ちちぶ銘仙館




まずは秩父銘仙の歴史を知るため、ちちぶ銘仙館へ。(入館料200円)
もともとは繊維工場試験場だった施設を改装し秩父銘仙を紹介する施設となりました。
施設の佇まいも歴史を感じるレトロな外観、内観となっています。
ちちぶ銘仙館では、銘仙の資料や写真、展示している銘仙で歴史を知るのはもちろんのこと、糸繰〜製織まで大正、昭和から使われていた古い織機や養蚕で使われていた道具や繭など間近に見る事が出来ます。







有料ではありますが、館内の体験施設で染織り体験も出来ます。(あらかじめ予約していた方が良いとのこと)
アニメ、アニメ映画で人気のあった「あの花」(あの日みた花の名前を僕達はまだ知らない。)「ここさけ」(心が叫びたがっているんだ)の舞台が秩父ということでコラボしており、それぞれのキャラクターのコラボ銘仙も見る事が出来ます。
秩父の街自体も「あの花」「ここさけ」をプッシュしているので、聖地巡礼も楽しそうですね。ファンの方は必見です。



ちょっと寄り道、お土産も 道の駅 ちちぶ



秩父銘仙館で銘仙の歴史を学んだら、ちょっと一息。
秩父銘仙館からは5分程度で秩父の名産品を買える「道の駅 ちちぶ」へ。
外からは秩父セメントでおなじみの秩父のシンボル「武甲山」が見えます。
秩父名産の食材や美味しいお菓子も豊富に揃っていましたので、ぜひお土産に。
個人的に水戸屋本店の「ちちぶ餅」がおすすめです!(1日たってもとても柔らかく美味でした)


秩父のパワースポット 秩父神社 


秩父神社は、学業成就・縁結びで有名な神社。また、古くから養蚕の守り神としても崇められてきました。
12月には埼玉で人気の高い日本三大曳山祭の一つ「夜祭り」が行われる事でも有名です。
本殿には、東西南北に「つなぎの龍」「お元気三猿」(よく見・よく聞いて・よく話そう)「北辰の梟」の色鮮やかでユニークな動物の彫り物があり、見所の一つ。

続いては現在も秩父銘仙を織り続けている、老舗の織物工場へお邪魔して実際に織っている現場を見学に行きたいと思います!
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