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ジャガード織

2016/03/21



「ジャガード織」について、少し歴史とともにご紹介したいと思います。

ジャガードとは、織物の織り、編み方による違いによる種類の事をさし、
ジャガード織は、ジャガード織機を使って複雑な模様を表現できる織りの事をいいます。

1800年頃、フランスの発明家J・Fジャガード氏によって発明されました。
発明以前、複雑な模様を織るには大人数で役割分担し織機の上から必要な経糸を持ち上げて織っていくという
途方もない大変な苦労をして織られていました。
ジャガード織機が発明されると、経糸を自動に上下に持ち上げる事が出来るため、効率よく簡単に複雑な織りがつくれるようになったのです。
1801年、ジャガード氏はパリ博覧会でジャガード織機を出展。
高い評価や注目を集めたが故に、当時の多くの職人が自らの職に不安を覚えてしまい中々受け入れられないところもあったそうです。
しかし、徐々にその評価は受け入れられ、10年後には1万台を越えるジャガード織機が使われるようになりました。

ジャガード氏によるジャガード織機は、紙に穴をあけ経糸に上下開口の指示を送るというものでした。
これが様々な模様の設計図とも言える「紋紙(もんがみ)」です。
紋紙の穴を通る針についた経糸だけが引き上げられ、通る穴がない針のついた経糸は上がらないことで緯糸の通り方が変わり、織り模様が出来るのです。
複雑な織りになると、数千枚の紋紙を使って織られます。
現在では、コンピューターにフロッピーディスクにデータを入れて電子制御で織る織機も多くなっているのですが、
日本の大半はまだアナログの紋紙を使った織機を使っている所も多いのだとか。

今では、さらに進化を遂げ大きい模様や織柄を自由自在に表現できるようになりました。

200年前に異国の地フランスで発明されたジャガード織は、日本の織物も多く影響を与えており、日本でも京都の西陣織が初めといわれています。

織の種類や特徴だけでなく、歴史も紐解くと…本当に織物は奥が深いなと感じます。
ジャガード織の織物を手に取る時に、少しでもこの記事を思い出してもらえると幸いです。

kukuliスタッフ

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