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平織、畔織

2015/11/16

皆さんは「平織」と「畔織」という織りを知っていますか?
今回、色々な織物雑貨の中でも多く使われる代表的な2つの織りをご紹介いたします。

平織ひらおり


経糸(たていと)と緯糸(よこいと)を交互に浮き沈みさせて織る、もっとも基本的な織り組織。
経糸と緯糸を交互に交差させて織るため、糸の交差が多く、地合いがしっかりしていて、糸がスリップしにくい特徴があります。
丈夫で摩擦に強く、織り方も簡単なため、広く応用されています。
ただ平織といっても、ローンや縮緬など全く違う表情を様々つくる事ができる織りです。

畔織あぜおり


経糸または緯糸のどちらか一方が他の糸数本を跨いで平織にし、または太さの違う糸を取り混ぜて平織にした織物で、経か横の方向に畦が現れるようにした織物です。
布の表面にでこぼこの畝ができるため、畝(うね)織ともいいます。緯方向に太い畦があるものを経畦織、経方向にあるものを緯畦織といいます。
何となく「畦道」を感じさせる織ではありませんか?

この2つの織を1枚に施したストールも販売しています。2015AW 畔+平ウールストール

普段「織り」をみる機会がない方も、身近にあるもの、お買い物際に見てみるのも面白いかもしれません。
くくり神楽坂でも、もちろん、たくさんの「織り」を見る事ができますので興味のある方は是非スタッフまで。

kukuli スタッフ

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